適応障害について
2012年12月5日(水)
Tweet
今年は暑い夏がとても長く続きました。いつ涼しくなるのだろうと心配していましたが、いつの間にか寒くなって、今年もあとわずかとなりました。年の瀬はせわしなく、何かと疲れる季節です。
大学生にもこの時期は大変です。特に学類や大学院の最終学年では研究をまとめて論文を書き、審査を受けなければなりません。就職活動を続けている学生、再来年の卒業後に向けて説明会が始まる学生もいます。このように常とは違う負荷がかかると、心身にさまざまな反応が生じます。多くの人は徐々に慣れてきて、なんとか日常生活を送ることができるようになります。しかし、一部の人は不調が強く生活に支障が出ることがあります。
このようにある環境に適応できず、ストレスによって心身の症状が出て社会生活に支障をきたすものを適応障害といいます。症状は①身体(睡眠障害、食欲低下、倦怠感、頭痛、腹痛など)、②精神(不安、緊張、憂うつ、混乱、怒りなど)、③行動(過食、飲酒、喫煙、遅刻、欠勤、自傷など)の3つの領域に現れます。一見抑うつ的に見えますが、うつ病ほど症状が重くなく、状況が変わるとすぐ改善することがほとんどです。しかし中にはうつ病と変わりない状態の人もいて、両者の違いについては専門家の間でもなお議論があります。
適応障害は、その人を取り巻く状況が大変厳しいという環境要因と、その人の適応する力やストレスに対する力が十分発揮されないという個体要因の両方が関わっています。卒論が完成する、就職が内定するなど状況(環境)が変化すれば状態がよくなるはずですが、環境はなかなかすぐには変わりません。環境が変わるまでなんとかストレスを和らげてしのぎ、環境を変えられるように工夫する必要があります。そのために、本人がそのつらさを誰かに話し、周囲の人はそれをしっかり聴いてあげることが大切です。適応困難な環境も、心身の状態も季節のように必ず変化していくことを信じて。
大学生にもこの時期は大変です。特に学類や大学院の最終学年では研究をまとめて論文を書き、審査を受けなければなりません。就職活動を続けている学生、再来年の卒業後に向けて説明会が始まる学生もいます。このように常とは違う負荷がかかると、心身にさまざまな反応が生じます。多くの人は徐々に慣れてきて、なんとか日常生活を送ることができるようになります。しかし、一部の人は不調が強く生活に支障が出ることがあります。
このようにある環境に適応できず、ストレスによって心身の症状が出て社会生活に支障をきたすものを適応障害といいます。症状は①身体(睡眠障害、食欲低下、倦怠感、頭痛、腹痛など)、②精神(不安、緊張、憂うつ、混乱、怒りなど)、③行動(過食、飲酒、喫煙、遅刻、欠勤、自傷など)の3つの領域に現れます。一見抑うつ的に見えますが、うつ病ほど症状が重くなく、状況が変わるとすぐ改善することがほとんどです。しかし中にはうつ病と変わりない状態の人もいて、両者の違いについては専門家の間でもなお議論があります。
適応障害は、その人を取り巻く状況が大変厳しいという環境要因と、その人の適応する力やストレスに対する力が十分発揮されないという個体要因の両方が関わっています。卒論が完成する、就職が内定するなど状況(環境)が変化すれば状態がよくなるはずですが、環境はなかなかすぐには変わりません。環境が変わるまでなんとかストレスを和らげてしのぎ、環境を変えられるように工夫する必要があります。そのために、本人がそのつらさを誰かに話し、周囲の人はそれをしっかり聴いてあげることが大切です。適応困難な環境も、心身の状態も季節のように必ず変化していくことを信じて。