第2回結城紬素材を活かした日用品コンテストFAQ
Q:結城紬とは何ですか。
A:茨城県を主な生産の場とする高級絹織物です。奈良時代からの歴史があり、古代の技法が今日に伝えられ、国の重要無形文化財に指定されています。縞(しま)や亀甲絣(きっこうがすり)と呼ばれる柄の織が代表的です。より詳しい歴史・工程についてはリンクを参照してください。
Q:端切れとは何ですか。
A:反物から着物を作った後に残った余りの布のことです。見本の写真を参考にしてください。
Q:きりすねとは何ですか。
A:反物を織るごとに長さ約2~3尺(60cm~90cm)、約1300本のたて糸が、織機の構造上、織ることができずに残る部分です。利用されていない資源であり貴重な手紬糸(手で紡いだ糸)です。見本の写真を参考にしてください。
Q:結城紬の値段はいくらくらいするのですか。
A:本場結城紬は全て手作業で作られるので一反(幅約37cm、長さ約13m)で、無地が約60万円以上、細かい柄のものになると1000万位するものもあります。ですから。端切れとはいえ、中には1cmでも数千円の価値になるものもあります。
Q:結城紬コンテストとは何ですか。
A:筑波大学や紫峰会(学生後援会)、茨城県工業技術センターなどが連携して、結城紬の活性化を目指して行うプロジェクトの一つです。参加費はだれでも無料で、一次審査の書類選考を通ると、貴重な結城紬の端切れやきりすね(糸)が提供されます。これを用いて日用品を作ってもらうという企画です。入選作品は大学会館や結城市で展示されます。詳しくは募集要領をご覧ください。なお、昨年度のコンテストの様子については当ホームページにある、平成21年度UTプロジェクト報告書要約を参照してください。
Q:一次審査に通過すると結城紬が無料でもらえるのですか。
A:一次審査通過者には二次審査応募用の作品製作に使っていただく目的で、さまざまな色・形の端切れを数枚くらい、合わせてA3程度の大きさの端切れか、もしくは、長さ50cm~1m程度の重さ30g弱のきりすねを提供します。これは結城紬業界のご厚意による提供です。ただし、二次審査応募を棄権される場合は返却していただきます。また、二次審査応募作品を製作された後に残った結城紬の素材は差し上げます。
Q:端切れときりすね両方を使った作品を作る場合はどうしたらよいですか。
A:このコンテストには端切れ・きりすねの2部門がありますが、デザインの中心として使われるどちらかの素材の部門に応募していただき、作品説明・デザイン画の欄にもう片方の素材を使いたいと明記していただければ、できるだけそれに沿った素材を提供するようにします。
Q:提供された端切れ・きりすねに不満がある場合、どうしたらよいですか。
A:基本的には一次審査応募の際に希望の色、柄、雰囲気などを明記していただき、提供された素材を使ってベストを尽くしていただくようお願いします。ただし量が足りない場合や色・柄等に不満がある場合は、事務局に連絡していただければ、可能な範囲で検討します。
Q:提供された端切れ・きりすね以外の材料はどうするのですか。
A:できるだけ提供された結城紬が作品の中心を占めるような製作を期待しますが、結城紬以外の材料を自己負担で自由に調達して組み合わせていただいてかまいません。
Q:賞品は何ですか。
A:詳細は未定ですが、結城紬の多数の品物の提供を考えています。